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ビジナビ/3D
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三次元設計時代のPDM/PLM

ビジナビ/3D:ビジュアル・ナレッジナビゲーターは、近年急速に利用が広がりつつある三次元CADの図面を中核にして、ファイルや情報を三次元図面上の「部品・部位」に関連付けて集積する、新世代のエンジニアリング用ファイリングシステムです。ピープルメディアは、 ビジナビ/3Dにより、三次元設計時代の新世代のPDM (Product Data Management) / PLM (Product Lifecycle Management)ソリューションをご提供いたします。

 

分類から関連付け、体系化へ

従来のファイリングシステムや、PDM/PLMにおけるファイリングは、紙の文書のファイリング法を踏襲しており、文書を保管する物理的なフォルダ、バインダー、キャビネットなどをコンピュータのフォルダに対応させてファイルを「分類」し、「フォルダ」に保存する方式を採っています。この様な方式では、システムに保存されている図面やファイルの相互関係を明確に管理できないという問題がありました。

ピープルメディアは、この様な紙の文書のファイリング方式のくびきから脱却した、三次元設計時代の理想的なファイリングシステムを提案します。

ビジナビ/3Dでは、ファイルや情報を「フォルダ」ではなく、三次元図面上の「部品・部位」に「関連付けて」保存します。この方式を採ることで、三次元図面上で注目する部品・部位をマウスで選択することにより、その部品・部位に関連するファイルを取り出すことができます。

この方式により、ビジナビ/3Dでは、利用者がファイルの内容や保存場所を直感的に把握できるようになります。さらに、システムに保存されている図面やファイルの相互関係が「関連付け」により明確に管理できるようになるため、ファイリングされている情報の「体系化」を自然に促すことができるようになります。

特徴の可視化

ビジナビ/3Dでは、ファイルの種類を指定したり、ファイルの検索を行って、該当するファイルが関連付けられている部品を強調表示させることができます。例えば、不具合事例の報告書を指定して、それらが関連付けられている部品を強調表示することにより、その製品のどの部分に問題があるかを直感的な方法で提示することができます。

部門を越えた情報・知識の共有

ビジナビ/3Dは、クライアント・サーバー形式で構成されています。システムに保存されたファイルやデータは、サーバーにより集中管理され、多数の利用者で活用することができます。

ビジナビ/3Dは、PDM/PLMシステムとして、あるいは高機能なファイリングシステムとして、設計から製造までの各部門はもちろん、全社的な情報・知識の共有に利用することができます。

ビジナビ/3Dは、多部門での利用に配慮し、各種の管理(セキュリティ)機能が完備されています。ログイン名とパスワードによる利用者制限、利用場所(端末のIPアドレス等)による利用制限、利用者の所属や立場による情報の入力・参照制限機能などを装備しています。また、利用者単位や所属単位の利用履歴の管理機能を持っており、必要に応じて、利用状況の調査や監査を行うことができます。

対応フォーマット

ビジナビ/3Dとして、ネットワーク上でのデータ交換フォーマットとして普及しているXVLに対応したビジナビ/XVLと、主要な三次元CADのネイティブ・フォーマットに対応したビジナビ/3D-CADの2系列の製品をご提供いたします。 ビジナビ/3D-CADは、CATIA V4, V5(オプション), Pro/E, Inventor, IGES, STEPなど、主要な三次元CADフォーマットに対応しています。 ビジナビ/3D-CADは、ビジュアル・ナレッジナビゲーターとしてだけでなく、高機能な3D-CADビューワーとしてもご活用いただけます。 

断面表示や部品の半透明化

ビジナビ/3Dの三次元図面表示では、製品や部品の断面を表示したり、部品を透明・半透明表示して、製品・部品の構造をわかりやすく表示させることができます。

データベースとの連携

ビジナビ/3Dでは、部品や部位に対して、単にファイルを関連付けることができるだけでなく、データベースと連携して、多様なデータを保存することができます。

また、部品や部位に関連付けて保存されたデータにより、部品や部位の強調表示を行ったり、指示に従って積算等の処理を行うことができます。

ピープルメディアの先進技術

ピープルメディアは、情報処理に関する高い技術を備えた研究開発型の大学発ベンチャーで、三次元GIS(地理情報システム)のリーディングカンパニーとして知られています。

三次元GISには、(1)膨大な建物等からなる街並みを高速に表示する三次元グラフィックス技術、(2)建物等の膨大な属性データを管理し高速に処理するデータベース技術、(3)多様・多量のデータをネットワーク上で共有・管理する技術、などの先進技術が集約されています。

リレーショナル・ファイリングシステムには、三次元GISの開発で培われた、これらの最先端技術が活用されています。

 

最終更新日: 2006年02月12日

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